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SSP(Sister School Project)は日本とバングラデシュの小学校を姉妹学級として結び、両校で交流授業を実施するプロジェクトです。

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MotherHouse "Thanks Event 2010-つながり-"

8/21 MotherHouse "Thanks Event 2010-つながり-"に出席してきました。

よっこさんが抽選であてたのです!!(さすが!!)



MotherHouseは、ご存知の方も多いかもしれませんが
山口絵里子さんという女性が、バングラデシュに単身でのりこみ立ち上げたバッグの専門店です。

そのMotherHouseが、毎年行っているお客様感謝イベント。

新作バッグの発表会と共に、”つながり”をテーマに
MotherHouseとカスタマーとの、つながりを実感できる素敵なイベントでした*

mother1.jpg



新作の”Hanabira seris”もとーっても可愛かったです。
今回から裏地にサリーが使用してあり、より華やかに、日常に寄り添ってくれるようなシリーズ。

mother3.jpg




そして今回、現地の工場長 マムンさんと
山口さんのデザインをバッグにするサンプルマスター モルシェドさんの
お二方が来日されていて、そのお話を聴くことができました。

mother2.jpg





特に、モルシェドさんの言葉が深く深く印象に残ったのです。

「私の夢は、日本に行くことでした。
 でも叶えることなんてできないと思っていた。

 最初に絵里子マダムに日本へ行けると聞かされた時、信じられなかったです。
 パスポートももってなかったから、1ヶ月かけてなんとかとったくらいでした。
 家族や友達、皆にも信じてもらえなくて、僕自身ずっと信じられなかったけど
 空港から飛行機に乗る前に家族に電話して、初めて信じてもらったし、日本に行けるって実感できたのです。
 
 日本に来ることができたなんて本当に嬉しいです。
 僕の夢が叶った。
 こんな機会を与えてくれたMotherHouseにも、日本の皆さんにも本当に感謝しています。」



内心、衝撃的でした。
ここまで、「日本に来る」ということが彼らの人生にとって
大きな出来事だと、思っていなかったのです。
分ってはいたつもりだったけど、やっぱりちゃんと分っていなかった。

MotherHouseという日本の工場で働いているベンガル人の成人男性にとっても、
日本に来ることは人生において非常に大きな出来事であるということ。



それを、少数民族であるジュマ族の子供が叶えるということ。



私たちが叶えるのだということ。


ズシンときました。
そしてもう残り、1ヶ月をきった!!!

子供たちが夢を叶えられる、最高の場所を用意しておくのが
私たちの役目だと感じました。






山口さんがおっしゃった言葉。


「自分の至らないところ、ダメなところが沢山あってないものだらけだと思ったけれど
 ないならないで、あるものから見直していこうと思った。
 そもそも、バングラデシュ自体がないものだらけの国だけど
 でもそこで昔からあるものだったジュートと出会って、ここまでたどり着けた」


そうです。

”あるもの”に、目を向けて。

頑張っていきましょう。




最後に。
「例え現地のスタッフ一人の夢でも皆で全力で叶えていくような、”夢を叶える”会社でありたい」と
きっぱりおっしゃっていた山口さんの笑顔、本当に素敵でした。


mother4.jpg


ゆっきー





イベント | 18:28:08 | トラックバック(0) | コメント(1)
コメント
そっかー
よっこのストラップも見せてもらったけど、ステキだったー。
ちょっとお店行ってみたくなりました。

もう1か月ないのかー。
あんまり手伝えてないからまだまだ実感わかないです…。
2010-08-23 月 16:52:01 | URL | あずさ [編集]
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