2010-10-17 Sun
チッタゴンヒルから、ノナ・プリオラル・ウドヨンさんの家族をお伝えしてきました。
でも、
「ノナ、プリオラルの写真がない?!」
という声にお応えして。
どんっ↓

この笑顔!
日本で見た笑顔よりリラックスやわらかい。
やっぱり、いつもの場所が一番のびのび出来るんだね。
サッカーの帰り道、
嬉しそうに楽しそうに、前を先導してくれました。
そして、
連れていってくれたのは大きな橋↓

橋に腰掛けて、上に上って
・・・危ないって!!
と、遊んでいました。
ちなみにこの橋は去年出来たばかり。
橋の向こう側には市場。
橋が出来てすごく便利になったみたい。
市場はこんな感じ↓

でも、ノナもプリオラルもあまり橋の向こう側には行きたがらない。
なんでかなーと思ってたら、
橋の向こう側から大音量でアザーンが流れてきた。
アザーンはイスラム教のお祈り。
つまり。
橋の向こう側はベンガル人が住んでいます。
宗教はイスラム教。
言葉はベンガル語。
そして、橋のこちら側にはチャクマ族が住んでいます。
宗教は仏教。
言語はチャクマ語。
未だに根深い確執がある彼らが、
大きな川を隔てて暮らしている。
その川が、浅いんだけど、すごく深いもののように感じました。
でも、
去年かかったこの大きな橋。
本当に彼らを繋ぐ橋になりますように。
確執の根深さはわからない、よそ者の浅はかな願いかもしれないけど。
そう思いました。
さてさて、チッタゴンヒルでの写真紹介は今回で終わりです。
写真をもっと見たい!という方。
11月20日~23日に代官山で写真展をやります!
(バングラ写真だけではなく、メインはメンバーが撮った色々な写真)
詳細は別途HPにアップしますが、興味のある方は以下までお問い合わせください。
また、日本の小学校での授業を11月第1週にやる予定です。
これも、参加してみたいなーという方、どうぞご連絡下さい!
ではでは、これからも心・想い・活動が繋がっていきますように
よっこ
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HP→sister-school-project.com
問い合わせ→ssp.sisterschoolproject@gmail.com
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2010-10-14 Thu
チッタゴンヒルからの家族紹介、トリはもちろん、ウドヨンさん!!
ノナとプリオラルの付き添いとして
日本に一緒に来てくれたウドヨンさん。
どこでもいつでも、一番の好奇心旺盛さを
見せてくれました。
居酒屋では酔っ払いな陽気さも見せてくれました。
だからなのか。
バングラに帰国した後、発熱。
私が行った初日はぐったり。
注射も打ったらしい。
でも翌日はあの、穏やかな笑顔を見せてくれました↓

水タバコがお似合い。
この水タバコ、パイプの先っぽみたいなところに
炭みたいなタバコの素を置く。
で、水が入った筒の出口を手で覆う。
その隙間から吸う。
「ぶくぶくぶく」
そんな音が聞こえる。
そう思うと誰かが吸ってる水タバコ。
私はタバコは苦手だけど、
水タバコは音がかわいくてちょっと好き。
吸わないけど。
あ、そうだウドヨンさんの家族紹介だった。
ウドヨン父とウドヨン娘です↓

父はひげそり中。
ひげそりもだけど、ウドヨン家には家電が多い。
TVもあった。
裕福なんだろなー。
娘はカグラチョリにある大学に通っています。
専攻は経済。
今回は、テスト後の休暇中で偶然帰ってきてました。
穏やかな雰囲気が、さすがウドヨンさんの娘さん。
あと、ウドヨンさんの奥さんもいたんだけど
写真撮り忘れちゃった。
料理上手な、これまた穏やかな奥さん。
ぶくぶくぶく。
気づいたら横に座って水タバコ吸ってた。
あと、息子さんはインドに行っているとかで、
会えませんでした。
仕事か、勉強のためかはよくわからず。
なんというか。
ウドヨンさんの穏やかさは、
ウドヨンさんのものだけじゃなくて、
ウドヨン一家みんなのものなんだなーと
思ったお宅訪問でした。
よっこ
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2010-10-14 Thu
引き続き、チッタゴンヒルより、プリオラルの家族を紹介しますっ
川辺にあったノナの家とは反対に、
山側に登っていくとプリオラルの家があります。
あ、でも家に行く前に、ノナの家の前で会った
プリオラルのお兄ちゃんを紹介します
じゃじゃんっ↓

あと、プリオラルにはお兄ちゃんがもう1人。
今UAEに行ってるって。
UAEは仕事の紹介・斡旋が多いらしく、
バングラから出稼ぎに行く人が多いみたい。
求人がバングラ内に貼り出され、手を挙げて行く、という感じらしい。
あ、こちらはプリオラルのお姉ちゃんです↓

お姉ちゃんがカレーを作ってくれている間、
庭でみんなでチャイタイム。
ご近所さんも集まってきます。
こちら、私がいるから警戒して遠巻きに見てるけどご近所さん↓

ご近所の赤ちゃんをあやすプリオラルのお父さん↓

あと、優しい素敵なお母さんもいます。
写真撮り忘れちゃった。。。
あとあと、家の裏にはブタがいました。
コブタ6匹生まれたて。
SSPが、今年プルナジョティの子どもたちに
「コブタ、タヌキ、キツネ、ネコ♪」
の歌を教えてたから、みんなその単語を知ってたらしく、
大人も一緒に
「コブタ」
と、日本語で教えてくれました。
プリオラルの家は、自然に人が集まってくる。
誰が親戚かご近所さんかよくわかんないくらい。
コブタもいるし、コネコまでお家に入ってきてた。
人がいるのも、動物がいるのも本当に自然。
特別可愛がるわけでも、構うわけでもなく、
存在を本当に自然に受け入れてる。
すごくすごく、心が落ち着く場所でした。
こういう場所があったら、
みんな幸せに暮らせるんじゃないか、
って思いました。
そして惜しみながら、帰りはなんと
「タイマツ」
を持ったプリオラル兄に先導されながら
山道を下りて帰ったのでした。
よっこ
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2010-10-12 Tue
さて、ノナ、プリオラル、ウドヨンさんの家族を紹介しまーす!まずは最初に行ったノナのお家から。
ノナのお家はお店をやっています。
スナックとかバナナとか売ってるの。
だから、家と隣接しているお店の周りには
チャイを飲む人たちがいつも集まってる。
そんなお店をバックに、ノナ父です↓

そして台所から、ノナ母です↓

作ってるのは、もちろんカレーです↓

香辛料のいい香り。
おいしかった!
そして、ノナ姉です↓

似てる!と思う!!!
あと、弟もいたんだけど、シャイすぎて写真撮れず。。。
家族みんなに日本での写真を見せて
ここがね、ここがねって説明してたノナ。
ふんふん、って聞いてるノナ父とノナ母。
川のほとりの、
緑に囲まれるお家の中庭で、
ゆーっくりチャイを飲みながら、
よくこの場所から日本に送り出してくれたなぁ、と
改めてご両親に感謝したのでした。
次はプリオラルの家族を紹介します!
よっこ
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2010-10-12 Tue
ノナとプリオラル、そしてウドヨンさんに会ってきました!と、前回のブログ「それから」に書きました。
遅ればせながら写真で紹介しますっ
ノナとプリオラル、ウドヨンさんが暮らす
チッタゴンヒル、カグラチョリはこんなところです↓

本当に、緑で溢れてる。
周りは一面の田んぼ。
サトウキビ畑もちらほら。
間に牛やらヤギやら豚やら鶏やらがいる。
あと、子どもたちの遊び場はこちら↓

この川、満ち引きがあるから私が入った午前中は水位は膝くらいだった。
けど、午後は子どもたちが ピョーンっ とダイブしてたから
もっと深いのかな。
水浴びで涼しくなったら、学校に戻りましょ↓

これ、学校の裏側。
ね、やっぱり緑豊か。
学校では子どもたちが勉強中。
でも私が通ると気が散ってしょうがないのね。
ごめんごめん(笑)

そして、写真では撮れなかったけど、
何よりステキだったのは夜!
天の川もくっきりな満点の星空。
星ってこんなにあるものだったんだ・・・と驚いた。
流れ星も1分に1コくらいみっけられる。
とはいえ、ずっと空を見上げるの辛ーいっ
と頭を下ろすと、
周りには無数のホタル。
キラキラに囲まれる。
本当に、自然に溢れた場所。
ノナ、プリオラルたちは、ここで暮らしてるんだね。
私が虫におびえているのを、笑って素手で払ってくれたプリオラル。
その笑顔に、あ、ここで暮らしてるんだな、って改めて感じました。
よっこ
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2010-10-07 Thu
ノナ、プリオラル、ウドヨンさんが帰国して早2週間。
実は、、、、
私、よっこがノナ、プリオラル、ウドヨンさんに会いに
チッタゴンヒルに行って来ました!
本当は3人が帰国するときに一緒に行く予定が、
仕事の都合で1週間ずれて、先週から今日まで
バングラに行ってきたんです。
ダッカから飛行機で35分。
チッタゴンの空港に降り立つと・・・
プリオラルが待ってた!
もう感動の再会。
まさかプリオラルが来てくれているとは思わず、
嬉しくってしょうがない。
プリオラルは
「○○元気?」
と、次々と日本で会った人たちの名前を言って、
みんなが元気か知りたがる。
ひとしきり全員の健康を確認した後は、
「お腹すいた?」「眠い?」「暑い?」と、
日本語で色々心配してくれる(笑)
そんなプリオラルとの会話を楽しみつつ、
舗装されていないがたがた道にグワングワン
揺られつつ、着いたのが彼らの住むカグラチョリ。
自然が豊かな土地。
緑の木々、田んぼ、サトウキビ畑、川、と
とにかく自然で囲まれているところ。
あー、プリオラルがノビノビしてるなーと
思ってたところ。
ノナとも再会!
会った瞬間におっきな笑顔で抱きついて来てくれたノナ。
嬉しすぎて強い力で「うちに行こう」とせかすせかす。
そして道すがら、
「○○は元気?」
と日本で会った人全員の健康確認が始まる。
そんなこんなな、プリオラル、ノナとの再会。
(あ、ウドヨンさんとも穏やかに喜びの再会をしました)
2人とも、日本での話を家族や友達にも
嬉しそうにしていました。
私にもしきりに
「ヨコハマビューティフル」
とか、
「ニクマンオイシイ」
とか、
「コイビト」
とか(笑。2人とも日本に恋人を作ってきたのです)
日本のことを話してくれてた。
今回の日本への訪問が、彼らが住む世界にとって
どれだけインパクトの大きかったことだろう。
豊かな自然の中の、テレビも家にない、
電気もよく停電する、そんな家庭に育った2人。
日本に来て相当驚いたろうなと改めて思う。
今彼らの心に残っている、国が違っても
心が通った人を思いやる心とか、
あとは2人が感じてきたものが
前向きな花を咲かすといいなと。
その花を心に持って、
彼らが強く、たくましく、笑顔で生きて
いけますようにと。
満点の星空を行き交う流れ星には、
そんなことをお祈りしてきました。
そんな滞在の様子の写真は別途アップしますね。
ひとまず、ノナ、プリオラル、ウドヨンさんが
元気にやってる、ってことと、
日本で会った人たちみーんなをしっかり覚えていて
みんなが元気がどうかが一番気になっていること、を
伝えたくて。
ではでは。写真もお楽しみに。
よっこ
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2010-10-03 Sun
SSP、バングラなみなさんへこんにちは。
そしてこちらのブログでははじめましてです。
ひろきです。
SSPでは2006年から2009年まで活動していて、2008、2009年はチームリーダーを務めていました。
大学を卒業して、今はYKK APの営業マンとして仙台で働いています。
学生の頃、建材になんてまったく興味のなかった僕がなぜ今の会社を選んだかというと、
実はバングラデシュにも拠点があるからです。
大学4年間でSSPを通じてバングラデシュという一つの国と出会い、
様々なことを感じ、考えさせられ、自分自身とても成長できたと思ってます。
そんなバングラデシュといつまでも関わっていたい、繋がっていたい、
そう思って最終的に選びました。
SSPで活動した4年間で僕が一番感じたことは、
「伝える」ことの大切さです。
バングラデシュでは日々多くの衝撃を受けました。
現実を見て、絶望することもある。
けれど、悲しい現実を目の前にして、絶望しても何の役にも立たない。
自分の中だけで消化したって結局何も変わらない。
大切なのは絶望した後、その感情を「伝える」ということなんだと思う。
こんな偉そうなこと言っておいて、残念ながら今はSSPの活動に一切関われていない。
けど、思いを引き継いで活動を続けてくれているメンバーがいる。
面と向かってではなくて本当に申し訳ないけれど、とっても感謝しています。
本当にありがとう。
今回バングラから子どもたちが日本に来られたことをはじめ、
今でもSSPがこうやって活動を続けていてくれること、
とっても嬉しく思います。
このブログやメーリスで近況を知る度に
わくわくしながら見させてもらっています。
こんなに素敵な活動は他にはないと思います。
どうかこれからも、メンバーだけではなく、子どもたちの思いも
絶やすことなく頑張ってください。
仙台から応援しているし、
少しでも力になれることがあれば、お手伝いさせてください。
こはる、頑張れよ!
ひろき